Go to contents

ビクトール・アン「帰化は自分の好きな運動をするための選択だった」

ビクトール・アン「帰化は自分の好きな運動をするための選択だった」

Posted February. 17, 2014 04:38,   

한국어

「あまりにも運動がしたくて、負傷のために運動を辞めたくない気持ちがあまりにも強かった。そのため、できるだけ恵まれた環境の中で運動できる場所を求めてロシアに来ることになった。その選択が間違っていなかったことを見せつけたと思う」

8年ぶりに五輪金メダルを獲得した安賢洙(アン・ヒョンス=ロシア名、ビクトル・アン、29)は15日(現地時刻)の記者会見で、終始穏やかな表情にはっきりした口調でメディアの質問に答えていた。たまに考え込んだり、笑顔を作って見せたが、ロシア記者の質問にも韓国語で答えていた。

安賢洙は、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領まで自分の帰化を取り巻く背景に関心を示しているという指摘について、「自分もいろいろな記事を見て、多くのことを考えている。今日、この席で語るには、話が長くなってしまいそうだ。そのことについては、五輪が全て終わった後に申し上げたい」と言い、即答を避けた。

だが、すぐ「派閥争いのために帰化したのではないか」という質問が続くと、「自分の大好きな運動ができる環境が欲しかった。自分のために、運動をするための選択だった。以前、どんなことがあったにせよ、全てを水に流して自分が(運動を)できる環境を求めて帰化した。そのことで(韓国氷上について)変な話が出るのは願っていない。韓国の後輩たちにも良くない。競技だけに集中しなければならないのに、そういうことで後輩たちにもいろいろと申し訳ない。今後、自分の口で話していないことが記事で報じられることは起きないことを望む」と語った。