「ロックの伝説」クイーン、８月に来韓公演

伝説的な英国のロックバンド、クイーン（Ｑｕｅｅｎ）が８月、初の来韓公演を行う。

国内の夏の音楽フェスティバルのスーパーソニック側は、「８月１４、１５日、ソウル松坡区（ソンパグ）のオリンピック公園で行われるスーパーソニック２０１４にクイーンが出演すると、２日発表した。

「ボヘミアン・ラプソディ」「ウィー・アー・ザ・チャンピオンズ」「ウィ・ウィル・ロック・ユー」といった数多くのヒット曲やアルバムを発表して世界的なロックバンドに位置づけられたクイーン。ボーカルのプレディ・マーキュリー（１９４６〜１９９１）の死とベースギター演奏者のジョン・ディーコンの引退（１９９７年）以後は元メンバー４人中、ブライアン・メイ（ギター）とロジャー・テイラー（ドラム）を主軸に残りのポジションはサポートメンバーを立てて公演活動をしてきた。

今回の来韓舞台でボーカルは米オーディション番組「アメリカン・アイドル」の０９年の準優勝者である米国人歌手アダム・ランバート（３２）が務める。ユニークな声色や卓越した歌唱力で名高いマーキュリーの後任として、クイーンは０９年まで英国人歌手のポール・ロジャースにマイクを任せ、ランバートとは１１年から公演を共にしてきた。

スーパーソニックを主催するＰＭＣネットワークのキム・ヒョジン次長は、「最近、クィーンの海外公演を見ると、バンドのヒット曲のほとんどを舞台で披露しており、マーキュリーが映像で度々登場して胸が震える瞬間を作ってきた」とし、「公演の日付やレパートリーはバンドと調整している」と伝えた。