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虐待で死亡した児童、12年間97人

Posted April. 12, 2014 03:16,   

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慶尚北道漆谷(キョンサンブクド・チルゴク)で義理の娘を暴行して死亡させた継母への軽い処罰が議論になっている中で、ここ12年間、虐待によって死亡した児童が合わせて97人にのぼることが分かった。公式統計に取られていない数値まで合わせると、実際に児童虐待で死亡した件数はさらに多いと見られる。

11日、中央児童保護専門機関の「2012全国児童虐待現状報告書」によると、01年から12年まで児童虐待で死亡した児童数は計97人で、特に05年に16人で最も多かった。

12年だけで虐待された児童数は6403件で、この中で死亡した児童のケースは10件で0.2%となった。死亡した児童の年齢は満1歳未満が3件で最も多かった。残りの7人は13歳以下に1、2人ずつ分布されている。ほとんどは小学生以下だったということになる。死亡児童を虐待した人を見ると、実の親が6件で最も多く、隣人が2件、継父と幼稚園教師がそれぞれ1件だった。一方、政府とセヌリ党は11日、福祉死角地帯を解消するため、社会福祉公務員をさらに5000人増やすことに合意した。セヌリ党の政策委は同日、国会で文亨杓(ムン・ヒョンピョ)保健福祉部長官、黄教安(ファン・ギョアン)法務部長官、趙允旋(チョ・ユンソン)女性家族部長官らが出席した中で、政府与党間協議を開いて、追加的に増員される福祉公務員5000人は福祉業務にのみ専念するようにした。

慶尚北道漆谷継母児童虐待事件を契機に、児童虐待に迅速に対処するため、家庭暴力関連中央管理システムを最大限早く構築し、それぞれの省庁に分散されている対応システムを一本化することにした。