三星(サムスン)電子は、「ギャラクシーS5」の発売から約2ヵ月ぶりの19日、世界最初の広帯域LTE−A通信機能を支援する新たなスマートフォン「ギャラクシーS5、広帯域LTE−A」(写真)を発売した。
既存のギャラクシーS5と最も違う点は、QHD(2560×1440)画面を支援するという点だ。QHD画面は、既存のHD画面と比較すると、画素数が4倍多くて、超高画質動画の観賞に適している。三星電子側は、「QHD画質の動画をダウンしたり、ストリーミングを観賞するためには、より速い通信サービスが要るが、ギャラクシーW5広帯域LTE−Aは、広帯域LTE−Aサービスを支援するため、適している」と説明した。広帯域LTE−A通信網とQHD支援のため、スマートフォンの頭脳に当たるアプリケーションプロセッサ(AP)は、クアルコムのスナップドラゴン801からスナップドラゴン805へアップグレードした。ギャラクシーS5で2GBだったメモリー(ラム)は3GBへ高めて、スマートフォンの駆動速度を上げた。
ギャラクシーS5広帯域LTE−Aの出庫価格は94万500ウォンで、ギャラクシーS5(86万6000ウォン)対比7万4500ウォンさらに高い。LG電子が来月末発売する広帯域LTE−Aスマートフォンも、先月発売した「G3」(89万9800ウォン)より高く策定される予定なので、再びプレミアム・スマートフォンの90万ウォン台時代が開かれる見通しだ。