フォードセールスサービスコリアは来月中旬、フォードの中型車「フュージョンハイブリッド」やリンカーン中型車「MKZハイブリッド」を公式に披露する。フォードは、これらの車について、国内初に燃料消費効率(燃費)の誇張を認め、フュージョンハイブリッドは、公認燃費を従来の届け数値から7.7%、MKZハイブリッドは6.7%をそれぞれ下げており、消費者補償を行ったことがある。
7日、フォードセールスサービスコリアの関係者は、「先月、エネルギー管理公団に公認燃費の訂正届けを済ませた」とした上で、このように明らかにした。フュージョンハイブリッドの公認燃費は、1リットル当たり19.4キロメートルから17.9メートルへと、MKZハイブリッドは、1リットル当たり18.0キロから16.8キロへと下方修正した。
フュージョンハイブリッドの燃費は、今年の国内新車のうち3位だ。1位は、ミニ小型車「ニューミニディーゼル」(1リットル当たり19.4キロ)、2位は、レクサス準中型ハイブリッド車「CT200h」(1リットル当たり18.1キロ)だ。しかし、中型車の中では、フュージョンハイブリッドがトップであり、MKZハイブリッドも、この二つの車種の競争モデルといわれているトヨタの「カムリハイブリッド」やレクサス「ES300h」(共に1リットル当たり16.4キロ)より燃費が優れている。
これに先立って、米フォードは、二つの車種を含めた「ピエスタ」や「Cーマックスハイブリッド」など、6種の燃費を下方修正すると明らかにし、フォードセールスサービスコリアは、ディーラーたちを中心に販売されたフュージョンハイブリッド9台に、それぞれ150万ウォン、MKZハイブリッド21台には、それぞれ270万ウォンを補償すると明らかにした。