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高裁、故チャン・ジャヨンへの酒の接待強要を認める

高裁、故チャン・ジャヨンへの酒の接待強要を認める

Posted October. 13, 2014 03:42,   

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09年、自ら命を絶ったタレントの故チャン・ジャヨン氏が、所属事務所代表から酒の接待を強要され、やむなく参加したという事実が、裁判所の判決で認められた。

ソウル高裁民事10部(金仁旭部長判事)は、チャン氏遺族が所属事務所代表だったキム某被告(45)を相手に起こした損害賠償請求訴訟の控訴審で、「遺族に2400万ウォンを支給せよ」と判決したと、12日明らかにした。これに先立って、1審では、酒の接待強要の証拠が足りないことを理由に認めず、暴行事実だけを認め、700万ウォンの賠償判決を下した。

控訴審の裁判部は、「キム氏の要求や指示で、チャン氏が夕食や飲み会に頻繁に出席し、歌を歌い、ダンスをし、タイなどではゴルフ会にも出席した」とし、「飲み会への出席などが、チャン氏の自由意思だけで行われたとは、受け止めづらい」と明らかにした。チャン氏は09年3月、「所属事務所の関係者から、酒の接待や性的接待を強要され、暴行を受けた」という文書を残して、自ら命を絶った。これを受け、遺族らは、「キム氏から強要や脅迫、暴行を受けた末に、自殺に至った」とし、キム被告を相手に、訴訟を起こした。