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LG電子、第3四半期の好業績に相好を崩す

LG電子、第3四半期の好業績に相好を崩す

Posted October. 30, 2014 03:31,   

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LG電子は、スマートフォンのおかげで、第2四半期(4〜6月)に続き、第3四半期(7〜9月)も笑った。

LG電子は29日、「スマートフォン事業を担当するモバイルコミュニケーション(MC)事業本部が、第3四半期に売上げ=4兆2470億ウォン、営業利益=1674億ウォンを上げ、09年第3四半期後、四半期基準では最高業績を上げた」と明らかにした。第2四半期に比べ、売上げは17.3%、営業利益は94.8%も伸びた。

LG電子の全体業績(第3四半期基準)は、売上げ=14兆9164億ウォン、営業利益=4613億ウォンと集計された。第2四半期に比べ、営業利益は23.9%減ったものの、昨年の第3四半期よりは営業利益が111.8%も伸びた。同日の業績発表後、LG電子の株価は、前日より4.31%高騰の1株=6万7800ウォンで取引を終えた。

電子業界と証券街では、LG電子MC事業本部の業績改善について、テレビと生活家電に比べ、市場への影響力が落ちていたスマートフォン事業で、ある程度軌道に乗ったものと受け止めている。MC事業本部が、事業本部の中で最高の営業利益を上げたのは、昨年第1四半期(1〜3月)以降初めてだ。

LG電子は、戦略的スマートフォンの「G3」と普及型製品の「LシリーズIII」が、世界で同時に善戦したことが、MC事業本部の業績改善へとつながったと見ている。実際、LG電子の第3四半期のスマートフォンの販売台数は、計1680万台と、四半期基準では最高値だった。

しかし、MC事業本部を除くほかの事業本部は、割合低迷した。

特に、エアコン事業を担当するエアコン&エネグリー(AE)事業本部は、第2四半期は1642億ウォンの黒字を出したが、第3四半期は、国内家庭向けエアコン市場が低迷し、25億ウォンを赤字を出した。冷蔵庫や洗濯機などの生活家電製品を担当するホームアプライアンス(HA)事業本部も、北米市場での競争が激しくなり、第2四半期(978億ウォン)には大幅に及ばない518億ウォンの営業利益に止まった。LG電子の関係者は、「第4四半期(10〜12月)は、超高画質(UHD)テレビ中心のプレミアムテレビと、スマートフォンの販売が増加を続けるものと見られる」とし、「デジタルサイネージなど、企業間取引(B2B)市場にも積極的に進出する計画だ」と話した。

同日、第3四半期の業績を発表した電子部品メーカーのLGイノテックも、「LG電子のスマートフォン効果」を享受した。LGイノテックは、第3四半期は、売上げ=1兆6493億ウォン、営業利益=1029億ウォンを記録したと公示した。売上げと営業利益共に、四半期基準では最高記録だ。

LGイノテックは、「LG電子のスマートフォンの販売が伸びたことで、これらの製品に搭載されるカメラモジュールやタッチスクリーンなどの主要部品の販売も伸びたことが、業績に貢献した」と説明した。