韓国の周辺4大国の最高指導者の中で、中国の習近平国家主席の首脳会談の回数が最も多い。中国とロシアは蜜月関係だが、域内盟主の地位をめぐって激しい水面下の争いを行っている。これに比べて、米国は首脳会談の回数が相対的に少なく「退潮する覇権国家」を露呈し、韓国と日本の平均回数は米国よりも少なかった。このような事実は、東亜(トンア)日報がソーシャルメディア分析会社「トレウム」と共同で、韓国および周辺4大国の首脳会談の資料を分析した結果、確認された。この資料は、外交部が与党セヌリ党の元裕哲(ウォン・ユチョル)議員に提出したものだ。分析結果によると、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領、米国のオバマ大統領(第2期政権)、習主席、ロシアのプーチン大統領、安倍晋三首相らの就任から今年10月17日までに開催された2国間首脳会談は計510回。
習主席は在任期間580日の間に首脳会談を147回行った。3.9日に1回の割合で外国首脳に会ったことになる。外国に行って首脳会談をした回数も54回で最も多かった。
単に首脳会談の回数だけ見れば、在任期間が相対的に長いプーチン大統領が圧倒的に多い。プーチン大統領は、海外で36回、国内で138回の計174回、首脳会談を開催した。一方、オバマ大統領は81回首脳会談を行い、7.8日に1回の割合で外国の首脳に会った。安倍首相は11.2日に1回の割合で計59回、朴大統領は49回(12.2日に1回)で最も少なかった。