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対馬の寺から仏像窃盗の疑いで韓国人4人を逮捕

対馬の寺から仏像窃盗の疑いで韓国人4人を逮捕

Posted November. 26, 2014 03:57,   

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24日、日本長崎県対馬市の寺で仏像を盗んだ疑いで、韓国人4人が日本警察に逮捕された。12年10月、韓国人が対馬の寺院で2体の仏像を盗み韓国に持ち出した事件による両国間の外交問題がまだ解決されていない状況で、再び似たような事件が発生した。

25日、福岡総領事館や共同通信などによると、対馬南警察署は対馬市美津島町の梅林寺から1体の仏像を盗んだ疑いで、金某容疑者(70)など、40〜70代の韓国国籍の男4人を24日逮捕して取り調べを進めている。共同通信が伝えたところによると、金容疑者は警察の取り調べに対し、「私は韓国にある寺の住職だ」と供述した。

容疑者らが盗んだ仏像は高さ約11センチの銅製の「誕生仏」で、9世紀新羅(シンラ)時代に作製されたものと推定されている。対馬市は同仏像を有形文化財として指定・管理してきた。

一方、日本の岸田文雄外相は25日の記者会見で、「今回の盗難については承知している」とし、「2年前に発生した仏像の盗難事件については、韓国側に対し返還に向けて適切な対応を求めている」と述べた。韓国政府は領事を現地に派遣するなど、事実関係の確認に着手した。