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権五俊ポスコ会長、「ジョブズやダイソンのように発想の転換を通じて競争力を創出」

権五俊ポスコ会長、「ジョブズやダイソンのように発想の転換を通じて競争力を創出」

Posted December. 25, 2014 04:18,   

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ポスコの権五俊(クォン・オジュン)会長(写真)が、米アップルや英ダイソン創業者の事例を取り上げながら、「創造的破壊で、未来の競争力を創出すべきだ」と指示した。権会長は24日、社内新聞に投稿した「CEOレター」を通じてこのように明らかにした。

権会長は投稿文で、アップル創業者のスティーブ・ジョブズが卓越していた秘訣として、「従来の枠組みにとらわれずに、新しい目で世界を見る創意的見方」を取り上げた。氏は、「ジョブズは、マッキントッシュでパソコン時代を切り開いたのに続き、ピクサーを立ち上げて、3Dアニメ市場を切り開いた」とし、「アイポットとアイチューンズを通じて、音楽消費の形態を変えた」と、その根拠を示した。ジェームズ・ダイソンについては、「彼が開発した羽根なし扇風機は、『扇風機に羽根はつきものだ』という100年以上の固定観念を破った」と話した。また、「ダイソンの創意力は、ゴミ袋のない掃除機、騒音の出ないヘアドライヤーなどへとつながり、世間を驚かせている」と付け加えた。

権会長は、「目の前の日常業務も大事だが、明日に向け、今日、どんな創意的活動をしたかが、我々の未来の競争力を決定することになるだろう」とし、「役員や従業員は皆、創意力で身を固めた専門知識型人材、境界を行き来する融合知識型人材になってもらいたい」と呼びかけた。

また、「ポスコの広告文句のように、偉大な考えはさび付かない」とし、「北東アジアの伝統企業を乗り越えて、世界の人たちが注目する創意的企業に向け、力強く跳躍しよう」と強調した。