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アジア杯のシュティーリケ監督、「最高のチームが目標」

アジア杯のシュティーリケ監督、「最高のチームが目標」

Posted January. 10, 2015 07:14,   

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「最高のチームになるために豪州に来た」

サッカー韓国代表のウリ・シュティーリケ監督(写真)の顔には悲壮感が漂った。10日午後2時、豪州のキャンベラスタジアムで行われるアジアカップ・グループリーグA組第1戦のオマーン戦を控えて開かれた記者会見で、「韓国サッカーは変化が必要だ。見守るファンを虜にサッカーをしなければならない」と話した。

シュティーリケ監督にとっては、プレッシャーのかかる大会だ。昨年9月に就任した監督は、まだ改造への骨組みが作られる前にアジア杯という大舞台を迎えた。大韓サッカー協会の関係者をはじめ国内のサポーターたちは、韓国サッカーの更なる跳躍のためにアジア杯の優勝を願っている。1960年以来、55年ぶりの優勝という容易でない課題を与えられたのだ。

シュティーリケ監督は、「すべてはうまく行っている。負傷選手もなければ、選手たちのモチベーションも高い。オマーン戦の準備は終わった」と話した。監督は、孫興民(23=レバークーゼン)の起用法に関する質問に、「サッカーは個人でできることは何もない。最高の選手を輩出するために来たのではない。最高のチームになるために来た」と言い、改めてチームワークを強調した。さらに、「55年間優勝できなかったことへのプレッシャーは全くない。再び挑戦しなければならない時期だ。全ての選手が優勝のために頑張っている」と語った。

韓国とともに4強候補に挙げられている前回優勝の日本とイランの監督も悩みは少なくない。韓国の永遠なライバル、日本も通算5度目の優勝への期待が高い。日本はブラジルW杯の予選リーグで敗退し、元メキシコ代表監督のハビエル・アギーレ氏を監督に迎え入れ、変化を模索している。だが、大会2連覇を目指しているアギーレ監督は、2010〜2011シーズン、スペインのレアル・サラゴサ監督時代に八百長に関わったと疑いが浮上し、苦しい立場に置かれている。

イランのカルロス・ケイロス監督は「イランはブラジルW杯予選敗退後、全く発展がなかった。むしろ状況は悪化した」と不満を漏らした。2011年からイラン代表を率いているが、イランサッカー強化の支援が物足りないという。半面、開催国豪州のアンジェ・ポステコグルー監督はホームの利点を活かして初優勝を狙っている。