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イスラム国、日本人2人の殺害を警告

Posted January. 21, 2015 07:00,   

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イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が、日本人男性2人を人質にとらえ、「72時間内に2億ドル(約2160億ウォン)を払わなければ2人を殺す」と警告する動画を流したと、外信が20日、報じた。イスラム国が日本人を人質にして脅迫したのは初めて。

イスラム国は動画を通じて、人質となったフリージャーナリストの後藤健二さん(48)と昨年8月に拘束された湯川遥菜さん(42)の実名を公開した。動画には、ロンドンなまりで覆面で顔を覆った男性がオレンジの囚人服姿の東洋人2人と共に現れ、「日本政府は西欧を支援する愚かな決定を下したので、日本人を人質にした。身代金が支払われなければ、このナイフが悪夢となるだろう」と主張するシーンがある。イスラム国は、米国のイラク空爆に抗議して昨年8月に米国人ジャーナリストのジェームズ・フォーリー氏らこれまで5人を殺害した。AP通信は20日、動画に現れた男性が過去の殺害警告動画にも登場したことがあると伝えた。

日本政府は、外務省の斎木昭隆事務次官をトップとする緊急対策本部を設置した。