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文在寅代表、国情院の大統領選介入事件で朴大統領の謝罪を要求

文在寅代表、国情院の大統領選介入事件で朴大統領の謝罪を要求

Posted February. 12, 2015 07:29,   

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「朴槿恵(パク・クンヘ)政府との全面戦争」を宣言した野党新政治民主連合の文在寅(ムン・ジェイン)代表が11日、国家情報院の大統領選介入疑惑事件に関連して、朴大統領の謝罪を要求した。2日前に、職選挙法違反などの罪に問われた国家情報院の元院長、元世勲(ウォンセフン)被告が実刑判決を言い渡されている。

文代表は同日の最高委員会議で「今回の判決で国家情報院の組織的な大統領選介入が確認された」とし、「李明博(イ・ミョンバク)政府で起こったことだが、朴大統領もこの問題で謝罪すべきだ」と述べた。そして、「朴大統領は、先の大統領選挙中に国家情報院の大統領選介入の一端があらわれた時、『文在寅候補側の謀略であり、国家情報院の女性職員に対する人権蹂躙だ』と言って私を非難した」とし、「政府発足後、真実を隠蔽して検察の捜査を妨害したため、今明らかになった真実に対して朴大統領は立場を明らかにすべきだ」と主張した。

文代表は、元被告が実刑を言い渡された9日には公式の反応を示さなかった。当時、文代表側は、「文代表は国民生活と経済問題に集中し、元被告の件など政治的な問題は院内に任せる」と述べた。しかし、文代表は同日、「この問題を話すことに慎重にならざるを得ないが、野党代表としてこの重要な懸案を言及しないわけにはいかない」と述べた。

同党の兪銀恵(ユ・ウンヘ)報道担当は、「国家情報院の大統領選介入事件を政争化する考えはない」と明らかにした。

一方、文代表は最高委員らと共に11日、故金大中(キム・デジュン)元大統領の夫人、李姫鎬(イ・ヒホ)氏を訪ねた。党代表選で負けた朴智元(パク・チウォン)議員と全羅道(チョルラド)の民心との和解の動きと見られる。李氏は、党大会の選挙戦終盤に朴議員の選挙陣営に出向いて応援した。李氏は文代表に、「実に責任が思い。おっしゃった通り和解と統合のためにこれからがんばって下さい」と声をかけた。文代表は、「ご心配のないようにします。大和合の人事から行うことを最高委員たちと話し合いました」と答えた。