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スランプのタイガー・ウッズ、ツアー欠場を表明

スランプのタイガー・ウッズ、ツアー欠場を表明

Posted February. 13, 2015 07:07,   

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「ゴルフの伝説」ベン・ホーガンは、「一日練習しないと自分にわかり、二日練習しないとギャラリーにわかる。三日練習しないと世界にわかる」という名言を残した。長いスランプに陥っているタイガー・ウッズ(40=米国)が、ツアー活動を自ら中止した。

ウッズは12日、自身の公式ホームページを更新し、「この2週間は本当にがっかりだった。自分のプレイとスコアは、トーナメントで戦える状態にない。今は多くの練習が必要だ。最高の競争力を持っていると思える時、復帰する」と明らかにした。

ニューヨーク・タイムズは、「ウッズのツアー欠場宣言は、予想されていたことだ」と報じた。ウッズは先週、全米男子ゴルフ(PGA)ツアのファーマーズ・インシュアランス・オープンで腰の負傷のため棄権した。その前週のフェニックス・オープンでは82をたたき、予選落ちした。世界ランキングは、プロデビューした96年以降最低の62位に後退した。

ウッズは、「今回の負傷は、以前行った手術の箇所とは全然関係がない。毎日理学療法を受け、回復している」と述べた。しかし、ウッズの本当の問題は「心」にあるという見方が強い。週末ゴルファー水準のショートゲームをしながら、イップス(失敗に対する恐れから、体が動かなくなる現象)に苦しんでいるといううわさもあった。腰だけでなく、膝の手術も数回受けている上、40代に入り体力的にもきつい状態だ。レッスンやリハビリなどを徹底的に秘密裏に行うウッズの閉鎖的な行動が、再起を妨げていると指摘する声もある。

ウッズは正確な復帰の時期は明らかにしていない。米ESPNは3月半ばのアーノルド・パーマー・インビテーショナル、またはシーズン初のメジャー大会として4月9日に開幕するマスターズが復帰戦になる可能性が高いと伝えた。しかし長期欠場の可能性も排除できない。