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フランス・ラスコー洞窟壁画、来年4月に光明洞窟で展示

フランス・ラスコー洞窟壁画、来年4月に光明洞窟で展示

Posted February. 25, 2015 07:18,   

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世界的な先史時代の遺物といわれているフランス・ラスコーの洞窟壁画が、アジアでは初めて、国内の光明(クァンミョン)洞窟に展示される。

京畿(キョンギ)光明市とフランス・ラスコー国際展示公共地域協会(SPL)は24日午前、光明市役所の中会議室でラスコー洞窟壁画の国際巡回光明洞窟展のための意向書を交わした。意向書には、梁基大(ヤン・ギデ)光明市長とフランス上院議員のベルナール・カジョSPL会長が署名した。ジェロム・パスキエ駐韓フランス大使とダニエル・オリビエ駐韓フランス文化院長、オリビエ・ルトゥ・ラスコー国際展示代表理事も、意向書の締結現場に出席した。

今回の展示会は、韓・フランス国交130周年(2016年)を迎え、「2015〜2016、韓・フランス相互交流の年」の文化・科学分野の記念事業の一つとして推進される。ラスコー洞窟壁画の国際巡回展は、来年4月から9月までの5ヵ月間、光明洞窟で開催されたあと、続けて日本で行われる。ラスコー洞窟壁画の国際巡回展は、2012年から始まって、これまで、米国やカナダ、ベルギーで行われ、今年下半期はスイスで開催される。国際巡回展に展示される壁画は、フランス・ラスコー洞窟壁画を実物大にそっくりコピーして作った作品だ。

スペインのアルタミラ洞窟壁画と共に、旧石器時代を代表するラスコー洞窟壁画は、1940年に発見され、1979年、ユネスコの世界文化遺産に登録された。紀元前1万5000〜1万3000年ごろに描かれたものと推定される。洞窟壁画の数は100点余りで、馬や牛、ノロジカ、サイ、狼、熊などさまざまな種類の動物の絵でできている。フランス地元のラスコー洞窟壁画は、保存のため一般人には閉鎖されており、その代わり、その周辺に実物大の壁画と第2のラスコー洞窟を作って展示している。

梁市長は、「世界文化遺産のラスコー洞窟壁画の国際巡回展は、光明洞窟や光明市を国内外に広くPRし、存在感を高めるきっかけになるだろう」と話した。首都圏では唯一の洞窟観光地の光明洞窟は、洞窟水族館や洞窟滝、200メートルのワイン洞窟、洞窟芸術の殿堂、23人乗りの電気自動車などを備えており、2011年の開放以降、昨年末までに計98万人が訪れた。