サッカー韓国ユース代表の「天才」イ・スンウ(17=FCバルセロナ、写真)の価値が急騰している。サッカー専門マガジン「ワールドサッカー」は最新号の4月号で「地球で最も影響力のある重要選手500人」にイ・スンウを含ませた。
バルセロナではリオネル・メッシ(アルゼンチン)、ネイマール、ダニ・アルベス(以上ブラジル)、イニエスタ、シャビ(スペイン)、スアレス(ウルグアイ)など12人が選定された。このうち1軍所属で無い選手はイ・スンウが唯一だ。ワールドサッカーは、イ・スンウについて「2010年に南アフリカで開催されたダノンネオションズカップで得点王になり、バルセロナの目に留まった。韓国ユース代表の中核ですでに多くのクラブが欲しがっている」と紹介した。
バルセロナのユースクラブ、フベニルBに所属しているイ・スンウは、この1週間、バルセロナBチームで練習をこなした。バルセロナBは1軍のスーパースターたちと競争する選手たちが所属する2軍チームだ。イ・スンウは国際サッカー連盟(FIFA)から18歳未満選手獲得規定を違反したとして懲戒処分を受け、満18歳になる来年1月まではバルセロナ所属で公式戦出場が禁じられている。
イ・スンウのほかに韓国選手としては奇誠庸(キ・ソンヨン=スォンジー・シティ)と孫興閔(ソン・フンミン=レバークーゼン)が500人に名を連ねた。
elegant@donga.com