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沈黙する秋信守のバット、選球眼の回復は希望の綱

沈黙する秋信守のバット、選球眼の回復は希望の綱

Posted April. 27, 2015 07:19,   

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大リーグ・テキサスの秋信守(チュ・シンス)の打率が落ち込んでいる。26日(韓国時間)、敵地で行われたロサンゼルス・エンゼルス戦でも2打数無安打に終わり打率は1割1分4厘まで下がった。この日出場した打者の中では、秋信守の打率が一番酷かった。

しかし、希望も見えてきた。四球のことだ。打者の打撃が不調なとき、最も先に表れるのはストライクには手が出ず、ボールにバットを振るうことだ。四球が選べられるのは、ストライクゾーンを狭くしていることを物語る。秋信守は、先の11試合でたった一つの四球に止まっていたが、ここ最近の3試合では4つに増えた。この日、1−4で負けた試合では二つの四球を選んだ。秋信守の強みは、三振も多いが決定的な場面で四球が選べられる選球眼を持っていることだ。最近の3試合で、三振は一つに過ぎなかった。先の11試合では11個だった。

一方、ピッツバーグの姜正浩(カン・ジョンホ)は主力遊撃手ジョーディー・マーサーの怪我で訪れた出場機会に、コーチ陣の期待を一定水準満足させた。大リーグは怪我やマイナリーグに降格させるオプション権利が無い限り、エントリー調整が韓国プロ野球のように頻繁ではない。不調だからと言ってマイナーリーグに降格させることは珍しい。マーサーが怪我をする前は、殆どのメディアがマイナー降格を主張したが、ニール・ハンティントンGMは一蹴した。打率が落ち込んで崖っぷちに追い込まれていない限り、25人のエントリーは保障されるのだ。

大リーグへの適応は、姜正浩自ら解決しなければならない課題だ。姜正浩の最近の打撃には若干の変化が見られる。韓国野球委員会(KBO)のキム・ヨンダル育成委員は、「最近の何試合かで、不調だったシーズン序盤に見られたスイングよりはテークバックが減ったことが見受けられる。フォームが簡潔になった」と分析した。キム氏は「姜正浩の序盤の不振は理解できるものがある。大リーグ投手のボールは韓国ではなかなか経験することの少ない150キロ以上の速さに加えてムーブメントも良い。姜正浩が剛速球を攻略するためにテークバックの動きを簡潔にすることから解決の糸口を掴んだようだ」と指摘した。

26日の試合でも出場機会をつかめなかった姜正浩について、クリント・ハードル監督は「姜正浩の使い方を検討しているところだ」と話した。



moonsy1028@gmail.com