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開城工団から姿を消した韓国のチョコパイとラーメン、その理由は?

開城工団から姿を消した韓国のチョコパイとラーメン、その理由は?

Posted June. 09, 2015 07:24,   

開城(ケソン)工団の北朝鮮労働者達の間で最高の人気を享受してきた韓国産チョコパイとラーメンが、年明けに姿を消したのに続き、事実上淘汰されたと、8日伝えられた。その代わり、北朝鮮製チョコパイやラーメンが取って代わっている。

開城工団入居企業の関係者によると、北朝鮮側は昨年から、韓国産チョコパイやラーメンの代わりに、北朝鮮製チョコパイ(キョンダンソルギ、写真)やラーメン(即席麺)などを、入居企業各社が購入して、労働者らに支給してほしいとプレッシャーをかけてきた。とある会社の関係者は8日、「北朝鮮側の圧迫は、今年3月からは拒否できないレベルまで高まっている」と語り、「結局、企業各社が一つ、また一つと、北朝鮮側の要求を受け入れている」と伝えた。

入居企業各社はこれまで、北朝鮮労働者らに「労補物資」(労働への補償物資)名義で、ラーメンやチョコパイなどを支給してきた。低賃金を補てんする現物インセンティブの性格も含まれていた。しかし、入居企業各社が北朝鮮側の物品を購入すべきだというプレッシャーを受け入れ始めたことで、韓国産物資を供給してきた現地の韓国側営業所50数か所も次々と倒産の危機に追い込まれている。このようなプレッシャーは、年明けから本格化した賃上げを巡る対立を機に深刻化したという。

開城工団の消息筋は、「一部の入居企業はやむなく、北朝鮮側からチョコパイやラーメンを購入して北朝鮮労働者らに提供している」と語り、「北朝鮮当局がそのうち一部の北朝鮮製物品を北朝鮮側の労働者らから再び取り上げて売り返す現象まで起きている」と話した。