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MERS感染拡大、4D映画館ではミストの特殊効果を中断

MERS感染拡大、4D映画館ではミストの特殊効果を中断

Posted June. 10, 2015 07:23,   

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中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスは、4D映画館にも影響を与えている。

MERSを巡る恐怖が広まっている中、観客の映画館離れが鮮明になり、映画界は対策作りに腐心している。週末の6〜7日の観客動員数は約122万4800人で、前週に比べ約47万人も減少した。

映画館チェーンのCGVは、6日から4D映画館でミストによる水の効果の使用を中断している。4Dは、従来の3Dに座席の動きや振動、風、水(ミスト)などの特殊効果を結合したものだ。最近、MERSウイルスが煙霧質(1μm以下の液体粒子)を通じて伝染する可能性が浮上すると、4D機能のうち水の効果を中断した。CGV側は「飲み水として使えるほどの浄水した水を使用しており問題はないが、観客の不安を解消するための措置だ」と説明した。ロッテシネマは「まだ水の効果を使用してはいるが、事態に応じて中断することも視野に入れている」と話した。

一方、映画『延坪海戦』がMERSのため公開を延期した他、各種の映画広報イベントも立て続けにキャンセルとなっている。イ・ジョンジェ、チョン・ジヒョン、ハ・ジョンウが出演し、今夏の期待の新作として挙げられている『暗殺』(7月公開予定)は、10日に予定されていた制作発表会を取り止めた。25日に公開される『私の親しい悪党ども』もショーケースをキャンセルした。



iamsam@donga.com