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WHO、「韓国はMERS持続的感染国ではない」

WHO、「韓国はMERS持続的感染国ではない」

Posted June. 11, 2015 07:33,   

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世界保健機関(WHO)でMERS(中東呼吸器症候群)を担当しているピーター・ベン・エンバレク博士は9日、韓国のMERS発病について、「韓国はMERSが繰り返し発生する持続的感染国ではない」と明らかにした。

エンバレク博士は同日、スイス・ジュネーブの国連本部でブリーフィングを行い、「持続感染国とは、病気の原因を追跡できず、統制できない状況で引き続き伝染する状態だ」と語り、「韓国は初の感染者を通じて伝染する形を見せており、当局が追跡している」と語ったと、科学専門誌ニューサイエンティストが報じた。エンバレク博士はまた、「今のところ、韓国のMERS症状は一般的事例とそれほど変わっていない」として、ウイルス変種の可能性を一蹴した。

これまで報告された韓国国内の患者が全て病院で感染したことと関連し、氏は、「韓国では患者が複数の病院を訪れる慣習があり、各病院がMERS感染地域となった」とし、「伝染の輪を断ち切らなければ、病院外からも感染者が出かねない」と警告した。



aimhigh@donga.com