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新羅ホテル・李富眞社長、済州島に滞在しながらMERS対応を指揮

新羅ホテル・李富眞社長、済州島に滞在しながらMERS対応を指揮

Posted June. 23, 2015 07:22,   

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ホテル新羅(シルラ)の李富眞(イ・ブジン)社長(写真)は、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスのため営業を中断した済州(チェジュ)新羅ホテルに滞在しながら、現場で陣頭指揮を取っている。済州道西帰浦市(ソギポシ)の中文(チュンムン)観光団地に位置する新羅ホテルは、5〜8日に141番のMERS患者がホテルに泊まっていたことが明らかになると、MERSに対する懸念が払拭されるまで、ホテルの営業を一応中断することにした。

ホテル新羅の関係者は22日、「李社長は18日午前済州道に到着して以降、ホテルに滞在しながらホテルや協力会社の職員たちの健康状態を随時把握している」とし、「被害が拡大することのないよう、ホテル内部の防疫作業まで直接チェックしている」と述べた。現在、済州新羅ホテルに勤める役職員や協力会社の職員は全員自宅に隔離され、出勤していないという。

李社長は同日、済州道庁の知事執務室で元喜龍(ウォン・ ヒリョン)知事と面会し、MERS関連対策について話し合った。元知事は「イメージ悪化など大きな困難はあったが、新羅ホテルは適切に対応している」と述べた。これについて李社長は「まだ判断するのは早いが、困難を克服しながら様々な対策を講じている」とした上で、「地域観光業界と共同で対応できるよう努力する」と約束した。



salthj@donga.com