Go to contents

ウィンブルドン最多Vに挑むフェデラー、10日にマレーと準決勝

ウィンブルドン最多Vに挑むフェデラー、10日にマレーと準決勝

Posted July. 10, 2015 07:13,   

한국어

韓国テニス界のスター選手だったイ・ヒョンテク(39)は、コーチとして参加した今年のウィンブルドン選手権でロジャー・フェデラー(34、スイス)の試合を観戦した後、「全盛期のフェデラーを思い出す」と評価した。イ・ヒョンテクは03年のウィンブルドン1回戦でフェデラーとの初対決に臨み、0対3で敗北した。イ・ヒョンテクは「フェデラーのストロークは、まるで生きているかのように踊っていた」と振り返った。その年、フェデラーは初めてウィンブルドン優勝を果たし、新しいテニス皇帝の誕生を世に知らしめた。

それから12年が経ち30代半ばになったフェデラーは、依然として健在だ。世界2位のフェデラーは9日、英ロンドン付近のオールイングランド・クラブで開かれたウィンブルドン男子シングルス準々決勝で、世界13位のジル・シモン(フランス)に3対0(6対3、7対5、6対2)と完勝し、準決勝に進出した。同大会準々決勝までの4試合で、フェデラーのプレー時間は計6時間16分と、準々決勝進出者のうち最も短かった。それだけ相手選手を圧倒していたことになる。12年ウィンブルドン以降4大大会で優勝を果たせていないフェデラーが、今大会のタイトルを獲得することになれば、大会通算最多となる8度目の男子シングルスチャンピオンになる。

フェデラーは10日、世界3位のアンディ・マレー(28、英国)と決勝進出をかけて対戦する。マレーは、英国選手としてはフレッド・ペリー以来77年ぶりとなる13年、男子シングルスで優勝を果たし、自国のファンを喜ばせた。今大会で最も注目を集める試合が、決勝の前に実現することになった。

一方、ジュニア男子シングルスで韓国のチョン・ユンソン(養明高校)は準々決勝に進み、イ・ドクヒ(麻浦高校)は16強で敗退した。



kjs0123@donga.com