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米の軍施設2か所で男が乱射、IS追従者の可能性も

米の軍施設2か所で男が乱射、IS追従者の可能性も

Posted July. 18, 2015 06:54,   

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中東出身の「国内テロ」に米国の軍施設が狙われ、エジプト軍艦がイスラム過激派組織「イスラム国」(IS)のミサイル攻撃を受けるなど、世界各地で武装暴力事態が相次いだ。

16日(現地時間)午前、米テネシー州チャタヌーガの軍人募集センターと海軍予備役センターの2ヵ所の軍施設で銃撃事件が起き、海兵隊員4人が死亡、3人が負傷した。警察に射殺されたムハンマド・ユセフ・アブドラジーズ容疑者(24)は、クウェート生まれの米国市民権者で、現場に近いヒクスン出身だと米メディアが伝えた。

事件はISやアルカイダなど外部のイスラム武装組織とは関係ないとされているが、ISに追従するホームグロウンテロの可能性もある。容疑者は同日午前10時45分頃、軍人募集センターで勤務していた海兵隊員に発砲した後、車で約11キロ離れた海軍予備役センターに移動し、警察官と銃撃戦を繰り広げて射殺された。

一方、エジプトの軍艦1隻も同日午前、地中海東部の沿岸で巡回査察中、ISと推定される武装船舶のミサイル攻撃を受けて炎上したと、カイロポストなど現地メディアが報じた。

エジプトの軍艦は、パレスチナ・ガザ地区の境界地帯から約3キロ離れた海上で武装船舶を発見し、追撃した。両者が交戦し、エジプトの軍艦で大きな爆発が起きた後、白い煙が立ち上がった。軍艦に乗っていた水兵は別の海軍艦艇によって救助されたと、エジプト当局が伝えた。交戦直後、ISは「私たちジハーディスト隊員がミサイルで軍艦を攻撃した」とし、ミサイルが飛んで行く様子と炎上した軍艦の写真をソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)のソーシャルメディアに載せたと、テロ監視団体「SITE」が伝えた。



kyle@donga.com