シェフと共働き夫婦が熱狂する「テルモミックス」

「世界で最も小さくて賢いキッチン」、「未来から来た２２世紀型厨房機器」、「１２００ドル（約１４０万ウォン）と高価だが、決済後２か月間待たなければ手にできないブランド品」。

米紙ウォールストリートジャーナル（ＷＳＪ）は５日付で、「（こう呼ばれている）ドイツ厨房機器メーカー・フォアベルク（Ｖｏｒｗｅｒｋ　＆　Ｃｏ）の万能調理器具『テルモミックス（Ｔｈｅｒｍｏｍｉｘ＝写真）』が欧州で大人気であり、その影響で来年は米市場にも本格的に進出するらしい」と伝えた。

テルモミックスには、切り、みじん切り、ミックシング、炒める、茹でる、泡立てる、蒸す、温めるなど１２種類以上の調理機能がある。食材の重さをはかる秤が内臓されており、調理方法やその進み具合をデジタルディスプレイ（画面）で詳しく見ることができる。そのため、料理時間があまりない共働き夫婦たちが熱狂していると、ＷＳＪは伝えた。さらに、「示されたレシピにしたがって食材をテルモミックスに入れて、作動させた後、子供を学校に迎えに行ってきたら、食事の用意ができている」と紹介した。世界有数のレストランの有名シェフらも、「特定温度を保つ機能などが大変優れている」として、キッチンの必須品と思っていると、ＷＳＪは付け加えた。

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