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新旧の調和で2大会連続の五輪出場目指す、バレーボール女子代表

新旧の調和で2大会連続の五輪出場目指す、バレーボール女子代表

Posted August. 19, 2015 07:20,   

한국어

女子バレーボール韓国代表が若手のエネルギーを前面に出して2大会連続の五輪出場権の獲得に乗り出した。

韓国代表は、22日から日本で開催される女子バレーボールの2015ワールドカップ(W杯)に出場するため、20日出国する。今大会の1、2位には2016リオデジャイネイロ五輪出場切符が与えられる。今大会には大陸別に上位2チームと主催国日本の計12チームが参加する。昨年の世界選手権で優勝した米国などの強豪が立ちはだかっており、苦戦が予想される。

しかし韓国は平均年齢23.8歳と、一段と若返った選手たちで番狂わせを起こすと意気込んでいる。とくに先日イランで開催された男子のアジア選手権で韓国代表が7位となり、五輪出場が挫折した中、女子代表が韓国バレーボールに元気を吹き込む意気込みで一丸となっている。

イ・ジョンチョル代表監督は、若手の活躍に期待をかけている。ベテランの金軟景(キム・ヨンギョン=フェネルバフチェ)とともにレフトに立つイ・ジェヨン(19=興国生命)とイ・ソヨン(21=GSカルテクス)を注目している。昨季Vリーグ新人王のイ・ジェヨンは、昨季に試合当たり13.85得点(10位)を記録するほど攻撃で印象的な活躍を見せた。イ・ソヨンも今年5月の23歳以下アジア・女子バレーボール選手権で5試合平均21.2点を取り、大会のベストレフト賞を受賞した。イ・ジェヨンの双子の妹、イ・ダヨン(19=現代建設)とセッターのチョ・ソンファ(22=興国生命)は、これまで常連の代表メンバーだったイ・ヒョヒ(35=道路公社)とキム・サニ(34=企業銀行)の空白を埋め、攻守の連携で重責を担うと見られる。

若手が大挙抜擢されたが、チームをまとめ上げるベテランもいる。金軟景は攻撃と守備の両面で高い能力を備えた世界的なアタッカーだ。2012年のロンドン五輪ではベスト4まで経験しており、若い選手たちを円満にまとめてくれると期待されている。金軟景は、「肩に荷物がいっぱい。若い選手が多いので、自分に頼るところも増えそうだ。しかし最善を尽くして後輩たちを手助けしたい」と話した。ファン・ヨンジュ(29=現代建設)も2年ぶりに代表に選出され、若手らを後押しする予定だ。

イ監督は「適切な新旧の調和が取れたので期待が大きい。なかなか手強いチームが出揃ったが、最大限に良い結果を出せるよう頑張りたい」と話した。



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