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朴大統領の中国軍事パレード出席、日米の反応分かれる

朴大統領の中国軍事パレード出席、日米の反応分かれる

Posted August. 28, 2015 07:12,   

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(7)朴大統領の訪中、中国軍事パレード出席、日米の反応は

米国務省は26日(現地時間)、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が中国の「抗日戦争勝利70周年」の記念行事である軍事パレードに出席すると発表したことを受け、「行事への出席は各国の主権的決定事項」とし、「韓国の決定を尊重する」と明らかにした。韓国政府は、今回の決定を発表する前に外交チャンネルを通じて米国側に事前に説明していた。

また国務省は、マックス・ボーカス駐中国大使がオバマ大統領に代わって軍事パレードに出席することについて、「ボーカス大使はオバマ大統領の特命全権大使だ。戦争での米国と多くのアジア諸国の犠牲者を称え、すべての関連国の和解と親善を促進することに米国が重きを置いていることを示す」と説明した。

朴大統領の記念行事出席について、日本の菅義偉官房長官は27日、記者会見で、「第三国の話であり、政府の立場でコメントすることは控えたい」と論評を避けたが、政府内で少なからぬ不満があるという。

実際、「米国が訪中自制を要請した」という共同通信の報道が出た直後の10日、日本外務省のある幹部は、国内の記者団に対して、「(軍事パレード)行事が意味する重みがある。朴大統領がそこで中国の要人と並んで立っていることが世界にどのようなメッセージを伝えるのか考えてもらいたいという思いだ」と出席に否定的だった。

日本のメディアも不満を表した。読売新聞は27日付の1面で、「中国重視の姿勢が一層浮き彫りになった」とし、「日米は朴氏の参加に憂慮の念を伝えていた。欧米先進国の首脳が参加を見送る中、朴氏だけが突出した形になる」と報じた。