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昌寧で5世紀中ごろの伽耶古墳21基を新たに確認

昌寧で5世紀中ごろの伽耶古墳21基を新たに確認

Posted September. 04, 2015 07:13,   

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文化財庁国立伽耶(カヤ)文化財研究所は3日、慶尚南道昌寧郡(キョンサンナムド・チャンニョングン)の校洞(キョドン)と松峴洞(ソンヒョンドン)で伽耶古墳21基を新たに確認したことを明らかにした。ここは、地表調査の結果、計217基の古墳が集まる非火伽耶時代の支配層の集団墓地だ。非火伽耶とは、六つの伽耶の中で今の昌寧地域を占めた国のことだ。

伽耶文化財研究所は昨年4月から発掘調査を実施し、封土墳(土や石を積んでつくった墓)6基と石槨墓15基を発見した。遺構と遺物の形から、校洞古墳群が造成され始めた5世紀半ばに作られた墓と推定される。

墓の中から、環頭大刀や鉄製矢尻、くつわ、杏葉などが出土した。研究所側は、今回の発掘を通じて、石槨の壁の間に木柱をたてた方式や、古墳の端に周溝を掘った跡などが確認できたと明らかにした。



sukim@donga.com