今月2日(現地時間)、トルコの海岸に横たわり、遺体で見つかった3歳のシリア難民アイラン・クルディ。クルディの遺体が写った衝撃的な写真が公開され、世論に押された欧州各国は難民政策を大幅に見直している。
ドイツとフランスは3日、難民16万人を欧州連合(EU)加盟国に分散させて受け入れるという原則に合意した。これを受け、ジャン=クロード・ユンケルEU委員長は、28の加盟国のうち英国、アイルランド、デンマークを除く25カ国に対し、難民16万人の受け入れを義務付ける内容の計画案をまとめる予定だ。
英国メディアは3日、これまで難民受け入れ計画に強力に反対していた英国も世論に押され、数千人の難民を受け入れることにしたと伝えた。
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