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米原子力空母とF22ラプターが来月韓国に、北朝鮮への警告メッセージ

米原子力空母とF22ラプターが来月韓国に、北朝鮮への警告メッセージ

Posted September. 25, 2015 10:07,   

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米国が、来月10日の労働党創建70周年を機に長距離ミサイルの挑発を示唆した北朝鮮に対して、軍事的警告メッセージを送り始めた。

軍関係者は24日、「米国の原子力空母『ロナルド・レーガン』と最新鋭戦闘機F-22ラプターが来月韓国に来る」とし、「ロナルド・レーガンは、韓半島の有事の際、在韓米海軍の核心的増援戦力の一つだ」と明らかにした。また米国は、北朝鮮の核・ミサイル挑発などを考慮して、海兵隊全兵力の15%を太平洋地域に前進配備する計画だ。

ロナルド・レーガン(10万4200トン級)は来月18日、光復(日本の植民支配からの解放)及び海軍創設70周年記念の観艦式に参加するために釜山(プサン)港に入港する予定だ。ロナルド・レーガンは、日本の横須賀を中心に活動する空母「ジョージ・ワシントン」と交代する。ロナルド・レーガンには約6000人の乗務員が搭乗し、戦闘機F-18「スーパーホーネット」や空中早期警報機(E-2C)など約80機の航空機を搭載でき、「海に浮かぶ軍事基地」と呼ばれる。

F-22ラプターは来月10〜25日に開かれる「国際航空宇宙及び防衛産業(ADEX)展示会」に参加する。米国の4大戦略資産(空母、原子力潜水艦、核爆撃機、F-22ラプター)のうち2つが10月に韓国に来るということだ。軍関係者は、「まだ北朝鮮の長距離ミサイル発射の動きは確認されていないが、米戦略資産の韓半島での展開は、北朝鮮に韓米同盟の堅固さを知らしめる意味がある」と強調した。

太平洋海兵隊司令部のジョン・トゥーラン司令官(中将)が、北朝鮮の核脅威の増加、南シナ海の領有権をめぐる中国と関係国間の対立拡大などに備えるために、全兵力の約15%をハワイと太平洋一円に前進配備する計画を明らかにしたと、米海兵隊新聞(MCT)が23日(現地時間)付で報じた。

現在、米海兵隊の兵力は18万2000人。このうちハワイに本部を置く太平洋海兵隊司令部の傘下に、第1遠征軍(カリフォルニア州キャンプ・ペンドルトン)と第3遠征軍(沖縄)を合わせて8万4000人が配備されている。このうち約2万7000人をハワイを含む太平洋西岸地域に前進配備することになる。



neone@donga.com