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現代起亜自の先月販売台数が17.8%増、フォルクスワーゲンは0.6%

現代起亜自の先月販売台数が17.8%増、フォルクスワーゲンは0.6%

Posted October. 03, 2015 07:22,   

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景気が回復している米自動車市場で先月、韓国や米国、日本メーカー各社が軒並み二桁の販売伸び率を見せた中、とりわけ、フォルクスワーゲンだけが0%台の成長率を記録した。フォルクスワーゲングループの排気ガス低減措置操の作波紋が影響を及ぼしたという見方が出ている中、米自動車業界が再編されるのではないかという予測が出ている。

2日、米自動車専門メディア「オートモチーフニュース」によると、先月、米市場で販売された自動車は計144万2113台で、昨年9月比15.7%が伸びた。GMやフォードなどの米自動車メーカーはもとより、韓国や日本メーカー各社の販売台数が大幅に伸びた。GMグループ(シボレー・キャデラックなど)は計25万1310台を販売して12.5%が伸び、フォードグループ(フォード・リンカーン)は22万1269台で、23.3%が伸びた。トヨタグループ(トヨタ・レクサスなど)は計19万4399台で16.2%、日産グループ(日産・インフィニティ)も12万1782台で、18.3%が伸びた。

現代・起亜(ヒョンデ・ギア)自動車も善戦した。現代自は14.3%(6万4015台)が伸び、起亜自は22.6%(4万9820台)も成長した。二つのブランドの合計は計11万3835台で、昨年同期より販売台数が17.8%伸びたのだ。これは9月の成績としては過去最高値だ。相対的にドイツなど欧州ブランドの成長の勢いは限られたものとなった。BMWグループ(BMW・ミニなど)は4.1%、ダイムラーグループ(ベンツ・スマートなど)は6.0%伸びに止まった。

フォルクスワーゲンは販売台数は伸びたものの、「成長」より「後退」に近い。フォルクスワーゲンの販売台数は2万6141台と、0.6%伸びに止まった。それさえ、同じグループのアウディが1万7340台の販売で16.2%が伸びたことで、フォルクスワーゲングループ全体の成長率を7.3%に引き上げた。フォルクスワーゲングループの販売台数の順位は、今回はスバルに押されて9位と、1ランク下がった。オートモチーフニュースは、「フォルクスワーゲンは、それでも米メーデー連休時の販促イベントや原油安のおかげで販売台数が伸びた」と評した。

一方、今回の事態と関連して、国内中古車市場ではフォルクスワーゲン車種の価格が下がる兆しを見せている。SKエンカードットコムは2日、「売りに出されたフォルクスワーゲン中古車の価格調整比率の回数が増えた」と明らかにした。今回事態発生直前の10日間は35%と、2倍ほど増えたという。SKエンカー側は、「価格の下げ幅は1.6〜5.7%ぐらいだ」と明らかにした。



sunggyu@donga.com