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三星洗濯機破損の疑いのLG電子社長に無罪判決

三星洗濯機破損の疑いのLG電子社長に無罪判決

Posted December. 12, 2015 07:27,   

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昨年、ドイツの家電見本市で三星(サムソン)電子の洗濯機を壊した疑いで裁判にかけられた、LG電子ホームアプライアンス事業本部の趙成珍(チョ・ソンジン)本部長(59、社長)などLG関係者全員に対し、第1審で無罪が言い渡された。

ソウル中央地裁刑事合意29部(ユン・スンウン部長判事)は、財物損壊などの疑いで起訴された趙社長とチョ・ハンギ洗濯機研究所長(50)に対して無罪を言い渡した。趙社長とチョン某広報担当専務(55)の三星電子に対する名誉棄損の疑いは、三星側が処罰を望まなかったため、控訴棄却と判断した。

裁判部は、当該洗濯機に対する検証を行った今年9月当時、洗濯機は壊れていた状態で、趙社長が洗濯機に触った点は認めた。しかし、趙社長の行動のために洗濯機が壊れたり、趙社長に洗濯機を壊す故意があったことは認めなかった。

裁判部は「(監視カメラの映像を見ると)洗濯機のドアに強い力を加えるのは難しい姿勢と見られ、趙社長が洗濯機のドアを押す時に、洗濯機の本体が揺れる姿も見られなかった」とし「趙社長の行為以降、他の人の行動や他の原因のために、洗濯機のドアに問題が生じた可能性も排除できない」と判断した。また、LG電子側が洗濯機に対する虚偽の報道資料を配布し、三星電子側の業務を妨げたという疑いについても無罪を言い渡した。



eulius@donga.com