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映画「ズートピア」、公開4週目も常識を破る集客力

映画「ズートピア」、公開4週目も常識を破る集客力

Posted March. 14, 2016 07:15,   

Updated March. 14, 2016 07:22

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先月17日に公開した「ズートピア」(全年齢)が「ボックスオフィス逆走行」という珍記録を打ち立てている。12日、韓国映画振興委員会の映画館入場券統合電算網によると、「ズートピア」は同日の1日で、観客動員数が14万8700人に達し、「鬼郷」「ロンドン・ハズ・フォールン」などを抜いてデイリー・ボックスオフィス1位になった。

商業映画は公開第一週の週末に最多のデイリー観客動員数を記録して、次第に減っていくのが一般的だ。「ズートピア」は公開第一週の週末にデイリー最高の約14万人(2月21日)の観客を動員し、ボックスオフィス4位となった。だが、第二週の週末にデイリー最高の約24万7000人(3月1日)を動員し、ボックスオフィス2位に上がった。同映画の広報会社側は、「面白いという口コミのうわさが広がった上、リピーターも多い方が」と説明した。

「ズートピア」は動物たちが集まって暮らす未来型の住居都市ズートピアが舞台となっている。動物のキャラクターが主人公だが、内容は「大人向けアニメ」に近い。都会で繰り広げられる連続行方不明事件をウサギとしては初めて警官になったジュディが、詐欺師のキツネ「ニック」とともに事件を解決していく過程を描いた。田舎から上京し、種族への偏見のため、結局は詐欺師になってしまったキツネなど、現代社会を風刺的に描いている。



이새샘기자 イ・セセム記者 iamsam@donga.com