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「大気汚染は脳卒中に致命的な影響」 NZ研究院が研究結果発表

「大気汚染は脳卒中に致命的な影響」 NZ研究院が研究結果発表

Posted June. 11, 2016 08:26,   

Updated June. 11, 2016 08:49

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大気汚染は肺と心臓はもちろん、脳にも致命的な影響を及ぼすという調査結果が発表された。

ニュージーランド・オークランド工科大学「脳卒中・応用神経科学研究院」のバレリー・フェイギン局長が、1990年から2013年までの188ヵ国の脳卒中研究データを分析した結果、脳卒中発症リスクに室外空気汚染は17%、室内汚染は16%それぞれ関わっていることが明らかになった。英紙「ガーディアン」が報道した。この研究結果は、医学雑誌「ランセット」の最新号に掲載された。

報告によると、大気汚染は脳の動脈の血管を硬化させたり、血液を濁らせて血圧を上昇させるため、脳卒中に影響を及ぼす。全世界で毎年1500万人が脳卒中になり、このうち600万人が死亡する。また、500万人は視力または声を失ったり、麻痺症状を起こすなど、障害で苦しんでいる。



동정민기자 トン・ジョンミン記者 ditto@donga.com