ＣＮＮ「トランプ氏が勝利することも」

８日（現地時間）に実施される米大統領選挙が終盤まで予断の許さない混戦の様相に突き進んでいる。民主党候補ヒラリー・クリントン氏の無難な勝利と予想された大統領選レースが、連邦捜査局（ＦＢＩ）のメール再捜査発表後、霧に包まれている。

米紙ワシントン・ポストとＡＢＣ放送が３日に公開した世論調査の結果、クリントン氏は４７％、共和党候補ドナルド・トランプ氏は４５％で、両候補の支持率が２ポイントの差となった。しかし、ラスムセンの調査では、クリントン氏４２％、トランプ氏４５％で、トランプ氏が３ポイントリードした。世論調査機関のＩＢＤは、両候補が４４％で同率だと明らかにした。

大統領選の行方を分ける選挙人団（５３８人中２７０人以上確保すれば勝利）の争いでも、トランプ氏の上昇傾向が著しい。クリントン氏に友好的なＣＮＮは同日、トランプ氏が最大２９０人の選挙人団を確保できると見通した。バージニア大学のラリー・サバト教授が運営する選挙分析ウェブサイト「サバト・クリスタルボール」は、クリントン氏が先月の３５２人よりも減少の２９３人の選挙人団を確保すると予想した。

ワシントン＝イ・スンホン特派員 ddr@donga.com

워싱턴=이승헌　ワシントン＝イ・スンホン特派員 특파원ddr@donga.com