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3.1節、与野党大統領選候補の動き

Posted March. 02, 2017 08:28,   

Updated March. 02, 2017 08:32

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3.1節を迎え、与野党も総動員令を下し、光化門(クァンファムン)に集まって「勢」対決に集中した。ただ、政治的な計算によって立場が分かれ、「広場政治」での温度差も明確にあらわれた。

大統領選候補である野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表は1日、ソウル西大門区(ソデムンク)の西大門刑務所歴史館で開かれたイベント「1919あの日の喊声」で、「ろうそく集会は一種の国民抵抗権行事」と主張した。同党の李在明(イ・ジェミョン)京畿道城南(キョンギド・ソンナム)市長も同日、フェイスブックに「ろうそく革命は第2の3・1運動」と強調した。2人を含め秋美愛(チュ・ミエ)代表ら指導部は午後、ソウル光化門に行き、ろうそくを手に持った。

同党の安熙正(アン・ヒジョン)忠清南道(チュンチョンナムド)知事は、票田である忠清南道天安(チョンアン)で開かれた3.1節記念行事で、「3・1精神はろうそく名誉革命に昇華された」と評価した。ただ安知事は同日、鳥インフルエンザ(AI)対策会議の出席を理由にろうそく集会には参加しなかった。支持基盤である中道層の民心を意識したためとみられる。安知事は、「誇らしい歴史の中に金九(キム・グ)、李承晩(イ・スンマン)、朴正熙(パク・チョンヒ)、金大中(キム・デジュン)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領もいる」と話し、保守と進歩を統合するメッセージも伝えた。

最近、中道保守に歩み寄る行動を続けてきた野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)前代表も、光化門に姿を見せなかった。安前代表は、記者団に会って、「太極旗が分裂した状況を示す象徴に使われることは正しくない」と強調した。

与党の自由韓国党議員と大統領選候補たちは同日、世宗大路(セジョンデロ)で開かれた太極旗集会に登場した。親朴(親朴槿恵)系を中心に尹相炫(ユン・サンヒョン)、趙源震(チョ・ウォンジン)、金鎮台(キム・ジンテ)、朴大出(パク・デチュル)、李完永(イ・ワンヨン)、李愚鉉(イ・ウヒョン)、金碩基(キム・ソクキ)、白承周(ペク・スンジュ)、李晩熙(イ・マンヒ)、全希卿(チョン・ヒギョン)、秋慶鎬(チュ・ギョンホ)議員、大統領選候補の金文洙(キム・ムンス)前京畿道(キョンギド)知事、李仁済(イ・インジェ)前議員などが朴槿恵(パク・クンへ)大統領弾劾反対を叫んだ。党の核心関係者は、「弾劾宣告が差し迫って太極旗集会の出席者まで増えており、親朴系が自信を得た」と指摘した。指導部は、保守支持層結集の必要性などを考慮して当分の間、観望する構えだという。

保守系新党「正しい政党」の大統領選候補である劉承旼(ユ・スンミン)議員は同日、大邱(テグ)で開かれた3.1節行事に参加し、「大韓民国が困難に直面した時、常に大邱(テグ)が立ち上がった」とし、大邱・慶尚北道(キョンサンプクト)の民心をつかむことに力を入れた。同党は、「広場で群衆を刺激するな」とし、集会に参加した野党と自由韓国党を批判した。



신진우기자 niceshin@donga.com · 송찬욱 シン・ジンウ ソン・チャンウク記者 기자song@donga.com