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ドジャース・柳賢振、2年ぶり先発ローテ入り

ドジャース・柳賢振、2年ぶり先発ローテ入り

Posted March. 29, 2017 08:34,   

Updated March. 29, 2017 08:35

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「うちのチームの5人のうち一人(one of five)になるだろう」。ロサンゼルス・ドジャースの「モンスター」柳賢振(リュ・ヒョンジン、30)が2年あまりにわたって流した汗と忍耐の時間を報われた。開幕戦先発ローテーション入りの知らせだった。

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は28日、柳賢振の4度目のオープン戦での投球を見守った後、「元気になった柳賢振の姿を確認することができた。本当に良く投げている。彼を5人先発ローテから外す理由が全くない」と話した。

2013年と2014年に2年連続で14勝を挙げ、先発ローテの一角を担った左腕投手は、負傷で2015年から昨年までの2年間、ひたすらリハビリだけを行ってきた。2015年には肩手術を昨年は肘の手術を受けた。2015年に見つかった負傷部位が、投手にとっては最もデリケートな肩だったため、再起できる可能性は高くないという見方もあったが、あらゆる難関を乗り越えた。

柳賢振は、シーズン開幕前の最後のオープン戦登板だった同日、アリゾナ州グレンデールのキャメルバック・ランチで行われたシカゴ・ホワイトソックス戦で「先発の資格」を証明した。5回を投げ、2本塁打を含めた5安打を打たれて3失点した。ドジャースが2-5で敗戦し敗戦投手となったものの、先発投手として5回以上を投げられる体調であることを証明したのは収穫だった。投球数は77球だった。投球回と投球数は、いずれも今季オープン戦最多だった。オープン戦に登板する度に投球回を1回ずつ増やしたが、毎試合安定した投球を披露した。オープン戦成績は4試合で計14回を投げて自責点は4、防御率は2.57を記録した。

柳賢振の復活で、今季のドジャースの先発ローテはエースのクレイトン・カーショー、前田健太、リッチ・ヒル、柳賢振の4人が決まった。残りの5人目はアレックス・ウッドとブランドン・マッカーシー競争している。もう一人の候補だったスコット・カズミアーは尻の負傷で故障者リストでシーズンを迎える。



李憲宰 uni@donga.com