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アップル時価総額8000億ドルの時代

Posted May. 10, 2017 08:39,   

Updated May. 10, 2017 08:40

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グローバル時価総額首位企業「アップル」が8日(現地時間)、取引中一時、時価総額が8000億ドル(約904兆ウォン)を突破した。アップルの株価は、「投資の神様」と言われているウォーレン・バフェット会長が率いるバークシャー・ハサウェイが主要株主になったというニュースに高騰した。バークシャー・ハサウェイは同日、第1四半期(1〜3月)にアップル株を計121億ドル(約13兆7000億ウォン)分を買い入れ4大株主(2.6%)になったと発表した。バフェット会長はインタビューで、アイフォーンについて「very very very valuable product(非常に非常に非常に価値ある製品だ)」と語り、アップル株価の上昇に油を注いだ。アップルの株価は一時1株=153.7ドル(17万4111ウォン)まで上昇したが、前日比2.7%高の1株=153ドル(17万3318ウォン)で取引を終えた。終値基準の時価総額は7977億2000万ドル(約903兆7000億ウォン)だ。

金融投資業界では、アップルの時価総額が、今後も着実に上昇するだろうと予想している。

まず、アップルはアイフォーンの発売後、10年間積んできた膨大な現金資産を大型買収合併(M&A)に投資するだろうという見通しが持ち上がっている。アップルの現金保有額は3月末基準で2568億ドル(約290兆ウォン)に達する。米電気自動車メーカー「テスラ」と、世界最大動画ストリーミングサービス企業である米国の「ネットフリックス」を同時に購入できる規模だ。

アイフォーンの次期作への期待感も高い。アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)が最近、アイフォーンの販売不振の理由について、「アイフォーンの新製品についての様々な噂が急速に広がったためだ」と分析するほどだ。

アイフォーン8の発売時点を巡っては見通しが食い違っている。アップルは毎年9月頃、アイフォーンの新製品を公開してきた。ブルームバーグ通信など一部の外信は、今年、有機発光ダイオード(OLED)などの最先端部品の大量供給に問題が生じ、アイフォーン8の発売が例年より1、2ヶ月遅れるだろうという予想を出した。一方、アイフォーンの部品生産と組み立てを担当するフォックスコンなどの台湾メーカーの情報に精通した中国「エコノミック・デイリー・ニュース」は、「アイフォーンの生産に支障はないだろう」と観測した。



徐東一 dong@donga.com