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パキスタンでタンクローリー横転爆発、123人死亡

パキスタンでタンクローリー横転爆発、123人死亡

Posted June. 26, 2017 09:00,   

Updated June. 26, 2017 09:00

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パキスタンの高速道路でタンクローリーが横転して爆発し、少なくとも123人が死亡、130人以上が負傷した。近隣の住民たちがタンクローリーから漏れ出したガソリンを持ち帰ろうと集まった状況で突然爆発し、被害が拡大した。

CNNと現地のジオテレビによると、25日朝、パキスタン東部のバハーワルプルの高速道路で、タンクローリーがカーブを曲がろうとしてバランスを失って横転した。警察の制止にもかかわらず住民たちがガソリンを持ち帰ろうと鍋などを持って現場に集まったところ突然爆発した。火は近くの車6台とバイク75台に燃え移った。目撃者は集まった一部の住民がタバコを吸っていたと証言した。

病院に搬送された40人のうち70%は火傷を負い、重傷者が多いため、被害が大きくなるものと見える。遺体の損傷がひどく、DNA分析で身元を確認しなければならないこともあるという。ビクトリア病院の医師は「生命が危険な人が少なくとも15人以上」と伝えた。

中国では24日未明、午前5時45分頃、南西部の四川省茂県で土砂崩れが起き、住民がまだ眠りから覚めていない山間部の新磨村を襲った。62世帯が土砂に埋もれ、15人が死亡、118人が行方不明となった。「1級特大型災害警報」を発令した中国当局は、約3千人を救助活動に投じて捜索を始めたが、死亡者と行方不明者は今後さらに増えるものと予想されると、中国国営新華社通信が報じた。

喬大帥(26)夫婦と36日の赤ちゃんの一家3人は、泥に埋もれて頭だけ出していたが、土砂崩れが発生して5時間後に劇的に救助された。夫婦は赤ちゃんが泣いておむつを換えていた時に災害に遭い、助かることができたと、中国メディアに語った。喬さんの両親と3歳の娘は行方が分かっていない。茂県は9年前に発生した四川大地震の震源地、汶川県の隣の県だ。



黃仁贊 hic@donga.com · 尹完準 zeitung@donga.com