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安打製造機イチローが今季3号、フィラデルフィア戦で代打安打のメジャー記録に迫る

安打製造機イチローが今季3号、フィラデルフィア戦で代打安打のメジャー記録に迫る

Posted August. 24, 2017 10:05,   

Updated August. 24, 2017 10:16

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メジャーリーグでアジア選手では初めて3000安打を記録した「安打製造機」鈴木一朗(イチロー=43、マイアミ・マリーンズ、写真)。そのイチローも時の流れを逆らうことはできなかった。今季はマイアミのバックアップ外野手で試合に出ている。今季に先発出場したのは17試合しかない。しかし、多くない機会の中でも、イチローは依然として安打関連の記録を塗り替え続けいている。

イチローは23日に行われたフィラデルフィア・フィリーズとのダブルヘッダー第1試合で3-3の同点で迎えた7回表の無死1、2塁で代打出場し、相手先発のアーロン・ノラのボールを右中間フェンス超えに3点本塁打を放った。チームが12-8で勝利し、イチローの本塁打は決勝弾になった。今季3号。

この本塁打はイチローの今季21本目の代打安打だった。今年に放った37安打のうち半数以上を代打で出場して記録した。この部門メジャーリーグ全体で1位。また、この日の本塁打で2009年にロス・グロードが打ち立てた1シーズンの代打安打の球団記録(21本)にも並んだ。

メジャーリーグで1シーズンの代打安打記録はジョン・ベンダーウォール(当時コロラド)が1995年に記録した28安打だ。23日現在、マイアミは38試合を残しており、残り試合で記録を更新する可能性がある。ドン・マッティングリー監督はイチローをチーム内で最も信頼できる代打要員と考えているからだ。この日までメジャーリーグで通算3067安打を記録しているイチローは、「代打で出て安打を放つのは容易ではない。しかし追い求める記録があることは大きなモチベーションになる」と話した。



李憲宰 uni@donga.com