50日後に迫った雪と氷の祭りを控えて東亜(トンア)日報は、平昌(ピョンチャン)冬季五輪の生き生きとした現場の様子を紙面で伝えるため、主要種目の解説委員を委嘱した。それぞれの種目で最高の専門家として活躍している解説委員たちは、鋭い目線と異次元の分析で五輪競技をより詳しく案内する。
ウィンタースポーツで韓国に最も多くのメダルをもたらしてきたショートトラックスピードスケートは、元祖「氷盤女帝」の全利卿(チョン・イギョン氏)氏(41)が解説する。1994年のリレハンメル大会と1998年の長野大会で通算4つの金メダルを獲得した全氏は、平昌五輪にはシンガポール代表チームのコーチとしても参加する。
異邦人の解説委員もいる。アイスホッケーのアジア最強「漢拏(ハルラ)」のパトリック・マルティネック監督だ。マルティネック監督は、アイスホッケー韓国代表が平昌五輪初戦相手であるチェコ出身だ。監督は、「韓国は突風の主役になるに十分だ。自分の母国チェコは1998年の長野五輪以降、20年ぶりに金メダルを目指している」と話した。
フィギュアスケートを解説するクァク・ミンジョン氏とスピードスケート担当の諸葛成烈(チェガル・ソンリョル)氏は、オリンピアン出身だ。クァク氏は、2010年のバンクーバー五輪に出場しており、議政府(ウィジョンブ)市庁監督のチェガル氏は、長野五輪に出場した。スキーは国家代表出身のナム・ウォンギ大韓スキー協会アルペン委員長が解説する。韓国の戦略種目に挙げられるソリ競技は、イ・サンギュン大韓ボブスレー・スケルトン競技連盟理事が引き受けた。
金鍾錫 kjs0123@donga.com