１５歳のアリーナ・ザギトワ、平昌フィギュアでも活躍か

ロシアのフィギュアスケート次世代スター、アリーナ・ザギトワ（１５・写真）の成長ぶりには目を張るものがある。今月初め、日本で開催された国際スケート連盟（ＩＳＵ）のグランプリファイナル女子シングルスで優勝を果たしたザギトワが２３日、ロシアのサンクトペテルブルクで開催されたロシア選手権でも優勝した。ショートプログラム７８．１５点にフリー１５５．４４点で合計２３３．５９点をマークした。２位のマリア・ソツコワ（１７＝２２１．７６点）とは１１．８３点差だ。

今年シニアデビューを果たしたザギトワは、「最初のシーズン」という表現に違和感を覚えるほど世界トップレベルの技量を発揮している。５歳のときスケートを滑り始めたザギトワは、世界ランキング１位のエフゲニア・メドベージェワ（１８）を指導したエテリ・トゥトベリーゼ氏のコーチを受けた。加算点を最大限に得るために全てのジャンプをプログラム後半に配置したこともザギトワの特徴だ。目だった活躍に米国のＮＢＣは、今月中旬に「アリーナ・ザギトワは誰だ（Who is Alina Zagitova？）」というタイトルで紹介している。

姜泓求 windup@donga.com