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世の中の闇を灯した赤ちゃんイエスの意味を振り返りながら…

世の中の闇を灯した赤ちゃんイエスの意味を振り返りながら…

Posted December. 26, 2017 09:30,   

Updated December. 26, 2017 09:41

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クリスマスの25日、全国のカトリック聖堂とプロテスタント教会では、赤ちゃんイエスの誕生を祝うミサと礼拝が行われた。カトリックソウル大教区は、ソウル市中区(チュング)にある明洞(ミョンドン)聖堂で、教区長である廉洙政(ヨム・スジョン)枢機卿が執り行うクリスマス祭日のミサを奉献した。廉枢機卿は、「疎外され、貧しくて病んでいる人々と北の同胞たちに、イエス・キリストの愛と恵みが届くことを祈る」とし、「自分以外の生命を尊重することを知り、周辺の痛みや苦しみに耳を傾け、共感できる謙虚の徳を忘れないように」と呼びかけた。ソウル大教区は、ソウル龍山区(ヨンサング)にある「カトリック愛、平和の家」で、貧民街に暮らす住民たちと一緒にミサを奉献するなど、疎外された人たちを直接訪ねて行くクリスマスミサも行われた。

全国のプロテスタント教会でも相次いでクリスマス礼拝が行われた。この日の午後3時、ソウル光化門(クァンファムン)広場では、プロテスタント界のエキュメニカル(教会一致と連合)運動団体が主管する「苦しむ人と一緒に行うクリスマス連合礼拝」が開かれた。韓国キリスト教総連合会は、クリスマスのメッセージを通じて「私たちが進むべき道は、イエス・キリストに似て、世の中の闇を灯し、寒さと苦しみの中にいる者の世話をすることだ」とし、「高くなるよりは低くなるように、持つよりは空にすることを、仕えられるよりは仕えることを選ぶキリストの人生を実践しよう」と明らかにした。韓国キリスト教教会協議会(NCCK)は、「不慮の事態に苦しむ人々と韓半島とパレスチナと世界の平和のために、心のキャンドルをともしましょう」と呼びかけた。



金東昱 creating@donga.com