Go to contents

中国・瀋陽で活動した北朝鮮ハッカーたちが撤収

中国・瀋陽で活動した北朝鮮ハッカーたちが撤収

Posted January. 11, 2018 08:09,   

Updated January. 11, 2018 08:27

한국어

中国遼寧省瀋陽市にある北朝鮮のホテル「七宝山(チルボサン)ホテル」が9日に閉鎖される1ヵ月ほど前の昨年11月末、このホテルを拠点に活動していた北朝鮮のハッカーたちが撤収したことが分かった。

北朝鮮事情に詳しい消息筋は10日、「不法ハッキングを主な任務とする北朝鮮の情報技術(IT)技術者の拠点が七宝山ホテル内にあった」とし、「七宝山ホテルの閉鎖が避けられないと分かると、不法行為が発覚することを恐れて(ハッキング装備などをまとめて)撤収したと見られる」と話した。

七宝山ホテルで活動した北朝鮮ハッカーの数は20~30人と推定される。約500人のIT技術者が活動する吉林省延吉の20分の1ほどだ。しかし、延吉の北朝鮮IT技術者がプログラム開発などによる外貨獲得が主な目的だったとすると、瀋陽のIT技術者はハッキングが主な任務だった。北朝鮮の犯行と推定されると軍当局が発表した2015年9月の韓国国防網のハッキングが瀋陽のIPアドレスによるものと確認されるなど、北朝鮮と推定されるハッキングはほとんど瀋陽が震源地だった。

北朝鮮と不法取引の疑いで制裁を受けた丹東鴻祥グループと北朝鮮の合作で運営された七宝山ホテルは、中国内の北朝鮮企業の退出期限である9日に閉鎖した。



尹完準 zeitung@donga.com · 鄭東淵 call@donga.com