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起亜自、カスタムSUVで13億人のインド市場を攻略

起亜自、カスタムSUVで13億人のインド市場を攻略

Posted February. 08, 2018 09:35,   

Updated February. 08, 2018 09:35

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起亜(キア)自動車が小型スポーツ多目的車(SUV)を前面に出して、人口13億人のインド市場の攻略に乗り出す。

起亜自動車は7日、インドのデリーで開かれたデリーオートエキスポで小型SUVのコンセプトカー「SP」を初めて公開し、インド市場への進出を宣言した。コンセプトカーSPは、起亜自がインド市場を攻略するために開発した現地戦略型小型SUVで、主に20代と30代の若年層を狙っている。

起亜自はこれまで、60%に達する高関税貿易の障壁に遮られてインド市場に進出できなかった。結局、輸出ではなく、現地生産を行うことを決め、昨年4月に11億ドル(約1兆2000億ウォン)規模のインド工場建設投資契約を交わした。起亜自は来年下半期に年間30万台を生産できる工場の完成を目指している。

インドの自動車市場は毎年急成長している。昨年、インドの自動車需要は約370万台で、347万台のドイツを抜いて世界3位の自動車市場へと跳躍した。特にインドは、自動車普及率が1000人当たり32台に過ぎず、市場の潜在力が大きいという評価を受けている。

起亜自がインド市場攻略に小型SUVを前面に出した理由は、小型SUVがインドで最も人気が多いからである。2016年にインド市場で、小型SUVは48万1000台が売れた。全体自動車販売台数の16.3%で、最も多く販売された車級である。昨年は前年比20%も販売台数が伸びて、2年連続で最も多く売れた車級となった。起亜自は2020年から約6億人のインド国民が車を買えるだけの経済力を備えているものと見ている。

1998年に現地生産工場を設立して、インド市場に進出した現代(ヒョンデ)自動車は、すでに軌道に乗ったという評価を受けている。現代自は、インドで昨年まで2年連続で年間50万台以上を販売した。


ピョン・ジョングク記者 bjk@donga.com