大韓民国の臨時政府と米国の戦略スパイ部隊(OSS)が共同推進した韓半島浸透計画「イーグル作戦(Eagle Project)」が実際準備されていた中国陝西省西安市の光復軍―OSS訓練場所が初めて確認された。
東亜(トンア)日報は、檀国(タングク)大学東洋研究院と一緒に、先月27〜30日に西安市の杜曲鎭と終南山彌陀区寺の一帯に位置していた光復軍―OSSの訓練場所を現地取材した。機密が解除されたOSSの秘密文書と金九(キム・グ)先生の白凡日誌、光復軍に参加した人たちの証言と一致するところである。西安市の終南山にある弥陀区寺の周辺で射撃や橋梁破壊などの野戦訓練が行われた事実が確認された。杜曲鎭にあった光復軍2支隊の本部はOSS本部としても使用され、理論教育などが行われたことが明らかになった。
大韓民国臨時政府の主席であり、韓国光復軍の統帥権者である白凡・金九は、1945年4月3日、「臨時政府の要員たちを伴う連合軍の韓半島への攻撃作戦を支援する」という指示を下した。しかし、同年8月15日に光復を迎えたことで、攻撃作戦は実行されなかった。韓詩俊(ハン・シジュン)檀国大学東洋学研究院長(史学科教授)は、「73年前に直接韓半島に進攻して、連合国の一員として堂々と立つことを願っていた当時の韓国青年たちの魂が込められたところだ」と語った。
柳原模 onemore@donga.com