文在寅(ムン・ジェイン)大統領が2日、李住烈(イ・ジュヨル)韓国銀行(韓銀)総裁(写真)を次期総裁候補に指名した。李候補が国会の人事聴聞会を経て就任すると、キム・ソンファン元総裁(1970〜78年)以来、40年ぶりの再任である。2つの政権で韓銀総裁を務めたのは初めてだ。李候補は、江原原州(カンウォン・ウォンジュ)生まれで、2014年4月から任期を続けてきた。
金宜謙(キム・ウイギョム)大統領府報道官は、「李候補の再任は韓銀の中立性と自律性を保障するという文大統領の意志が反映されたものだ」と説明した。
李候補は、改正された韓国銀行法に基づいて、初めて人事聴聞会を経て任命された。今回の人事聴聞会も通過すれば、任期は2022年4月までの4年間となる。
韓相準 alwaysj@donga.com · 金埈馹 jikim@donga.com