国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）ランキング１６位のサッカー女子韓国代表が、２０１９年女子ワールドカップ（Ｗ杯）フランス大会出場を決めた。
韓国は１７日、ヨルダン・アンマンで行われた２０１８アジアサッカー連盟（ＡＦＣ）の女子アジア杯５位決定戦でフィリピンに５－０の大勝を収めた。これで、今大会５位までに与えられるフランスＷ杯への最後のチケットを獲得した。２０１５年のカナダＷ杯に次いで２大会連続のＷ杯出場だ。今回のアジア杯でベスト４に入った豪州、日本、中国、タイもＷ杯出場権を獲得した。
この日、韓国はチャン・・スルギ（現代製鉄レッドエンゼルス、前半３４分）、イ・ミンア（ＩＮＡＣ神戸レオネッサ、前半ロスタイム）、イム・ソンジュ（現代製鉄、後半１１分）、チョ・ソヒョン（アバルスネス、後半２１分と３９分）がゴールを決め完勝を挙げた。
Ｗ杯出場まで韓国は険しい道のりを歩んできた。大会前まで１勝２分け１４敗と歴代対戦成績で圧倒的に弱かった北朝鮮（１０位）とアジア杯予選で同じ組に入り大きく憂慮された。だが昨年４月に金日成（キム・イルソン）競技場で「平壌の奇跡（引き分け）」を生むなど善戦を続け、今大会本選に進出した。本選でも豪州（６位）と日本（１１位）などとＢ組に入り、先行きは明るくなかった。豪州と日本に負けない試合をして、ベトナムに勝利した韓国は通算成績（１勝２分け）では並んだが、得失点差で押され、豪州、日本に次いで３位となり準々決勝進出はならなかった。
金在亨 monami@donga.com
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