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ギャラリーのように…スターゴルファーの後を追うように試合を見る

ギャラリーのように…スターゴルファーの後を追うように試合を見る

Posted May. 28, 2018 08:30,   

Updated May. 28, 2018 08:30

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25日、韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアー第6回チャリティーオープンに出場している選手たちのスイングシーンが盛り込まれた映像リストから「キム・ジヒョンのウッドティーショット」と書かれた映像をクリックすると、キム・ジヒョン選手の先ほどのスイング映像がスローモーションで繰り広げられた。映像を前後に回しながらお好みのシーンを何度も繰り返して見ることができた。

これはLGユープラスが今年4月に発売した同社のゴルフ中継サービス「U+ゴルフ」を、同日の大会に適用して披露したサービスである。LGユープラスは、同日チャリティーオープンが開催される京畿利川(キョンギ・イチョン)にあるサウススプリングスCCで、このサービスを実演した。U+ゴルフは、複数の選手を回りながら中継する一般のテレビゴルフ中継と違って、人気選手が属した組の後を追いながら見られる「人気選手の独占中継」などの機能を打ち出した。「出場選手のスイングを見る」と「先のホールのリプレイ」も、一般テレビ中継では接することのできないサービスだ。

スマートフォンでU+ゴルフアプリを実行すると、KLPGAの独占中継権を持つSBSゴルフチャンネルの画面とは別に、KLPGAのスターであるアン・ソンイ選手やキム・ジヒョン選手が所属する組の試合内容を生中継するシーンがあった。このシーンをタッチすると、試合中はもちろんのこと、該当組の選手が他のホールに移動しながらキャディーと戦略を相談する姿からおやつを食べる姿までを引き続き見ることができた。好きな選手がたまに出る通常のゴルフ中継と違って、ギャラリーになって好きな選手を追い続けるように、人気選手の試合のシーンを絶えず見ることができるのである。

この日はSBSゴルフチャンネルに加えて、2つの組の試合の画面のさらに見ることができたが、映像ごとにそれぞれ別途の解説チームが解説をした。ちょっと席を外して逃した試合のシーンは、「以前のホールのリプレイ」を通じていつでも再び見ることができる。

LGユープラスが、プロ野球に続いて、ゴルフなどのスポーツ中継に力を入れているのは、第5世代(5G)モバイル通信時代に備えて、映像コンテンツが重要な競争力になると予想しているからだ。LGユープラスの関係者は、「5G時代が目前に迫っているが、まだきちんと楽しめるコンテンツが足りない」とし、「スクリーンゴルフを含めてゴルフ人口が増え続けると見て、映像コンテンツを確保するためだ」と説明した。顧客が自然にデータ無制限などの高価料金制を使うように誘導する役割もする。約5時間かかる一日分の中継を最初から最後まで見ると、約5.5GB(ギガバイト)程度のデータが使われるが、Wi-Fiを利用するのでなければ、無制限料金制の方がより有利である。

LGユープラスは現在、自社の顧客に対して無料で提供しているが、6月の一ヶ月間、SKテレコムとKTなどの競合他社の顧客にも、専用アプリケーション(アプリ)を通じてサービスを無料で提供することにした。今では、アンドロイドスマートフォンでのみ実行が可能だが、8月からは、アイフォーン用アプリを発売して、アイフォーンでも見ることができる。7月は、自社のインターネットテレビ(IPTV)であるU+tvでもU+ゴルフ中継を開始するなど、サービスを拡大し続けていく方針だ。


金成圭 sunggyu@donga.com