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新天地コロラドのホームで「石仏」呉昇桓が好投

新天地コロラドのホームで「石仏」呉昇桓が好投

Posted July. 30, 2018 09:35,   

Updated July. 30, 2018 09:35

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「ウェルカム、ロッキーズ、#ファイナルボス」

呉昇桓(オ・スンファン=36、コロラド・ロッキーズ)が移籍後の初登板で、好投を披露した。27日、トレードで新しいユニフォームを着た呉昇桓が29日、本拠で行われたオークランド・アスレチックス戦に7回にリリーフ登板し、1回を投げ1安打、1四球、無失点と好投した。試合後、コロラドの公式インスタグラムには、ハングルで呉昇桓の印象的なデビューを祝福する内容が投稿され視線を引いた。

ピンチもあった。先頭打者ダスティン・ファウラーを右翼フライに打ち取った呉昇桓は、ニック・マーティーニとマット・チャップマンに安打と四球を相次いで許し、1死一、二塁の失点危機を迎えた。だが、落ち着きを失うことなく、2打者を連続でフライボールで打ち取り、失点なしにイニングを終えた。その中で、中堅手リーチ・ブラックマンが4人目の打者ジェド・ラウリーの安打性の打球をダイビングキャッチし、呉昇桓の肩を軽くした。

呉昇桓のホーム球場への適応にも関心が集まった。標高1600メートルの雪岳(ソラク)山の大青峯(テチョンボン=1708メートル)に近い高さを誇るクアーズフィールドは「投手の墓」と呼ばれる。標高が高いと空気の密度が薄くなり、打球の飛距離が伸びる。平凡なフライがフェンスを越えることもある。フライの割合が高い呉昇桓にとっては不利な要素だ。普段、フライボールとゴロの割合が5:3ほどの呉昇桓は、この日は3つのアウトを全てフライで取った。

コロラドが4-1で勝った。ブルペン陣の平均防御率が5.19とナショナルリーグ15球団のうち最下位のコロラドだが、今季の49試合で4勝3敗、防御率2.63を記録している呉昇桓の加入でリリーフ陣の強化を期待している。


チョ・ウンヒョン記者 yesbro@donga.com