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16日ぶりに姿を現わした金正恩氏

Posted September. 06, 2018 08:58,   

Updated September. 06, 2018 08:58

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米朝協議が膠着し、活動を自制していた北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が16日ぶりに姿を現わした。労働新聞は5日、正恩氏が4日に北朝鮮の長距離ミサイル開発の立役者である朱奎昌(チュ・ギュチャン)元労働党機械工業部(現軍需工場部)部長の葬儀会場を訪れたと、報じた。先月21日に妙香山(ミョヒャンサン)医療器具工場の現地指導と金永春(キム・ヨンチュン)元人民武力部長の告別式に出席して以来の公開活動だ。

これまで経済視察を続けていた正恩氏が姿を現わさなかったことをめぐって、政権樹立70年記念日(9・9節)の行事準備と対外メッセージ戦略に苦慮しているという観測が流れていた。

一方、同紙は、「我々の力で経済強国を築く」という論説で、「これまで我々は一度も他人の助けを受けて経済を建設すると考えたことはない。経済成長の原動力は『一致団結・自力自強・科学技術』だ」と強調した。

同紙は、北朝鮮に対する制裁について、「我々がうまくいき、豊かになることを望まない敵対勢力の反共和国制裁騒動は、その強度と実行手段、適用手法と期間において類例のない最も極悪で執拗なものだった」と非難した。そして、「世界は、敵対勢力の卑劣な策動を断固たる態度で打ち破り、自らの力、自らの手で復興する強国を築く主体朝鮮の強大さを感じることになるだろう」と主張した。


申나리 journari@donga.com